僕たちが関わる代替医療の分野は、命に関わる重篤な患者様は来院されないけど、現代医学では原因不明といわれるエビデンスでは証明できないような難しいカテゴリーの患者様も来院される。原因が分からないから、痛みや症状をお薬で抑えることしか出来ない場合もある。
運動器疾患に代表される肩こりや腰痛に関して、慢性的に困っている患者様は大勢いるが、どこに行っても良くならずに半ば諦め気味で来院される患者様も少なくない。ご家族や友人の紹介で、付き添われて来院される患者様も毎週のようにいる。
先日来院された50代の女性の患者様も、ご家族に付き添われて来院された。何故付き添われて来院されるかというと、自力での歩行が危険だからである。その女性の患者様は難病指定として認定待ちの状態だった。
初診時の状態は、首のコリ感や足のしびれ、左腕があがらない、右足が変形して地べたから足が浮いている、ちょっとした風が吹いただけでもつまずいて転んでしまいそうになる。
乳がんに頚椎の手術という過去に2度の手術の既往があった。
7年前の頚椎の手術では、後ろから棘突起を切除したが、症状はいっこうに良くならず、手足の不自由さや痛みやしびれが日常生活にも支障をきたしてきたから、今度は前方から切開して頚椎の手術を行なう予定だった。
最初は頚椎症性脊髄症と診断され症状悪化を予防する手術を受け、今度は後縦靭帯骨化症と診断され2度目の手術を検討しながら難病指定の申請手続きをしている状態だった
この段階になると、慰安により一時的に症状を楽にしても、病は気からといって気分転換しても、考え方をプラス思考にしても、どうにも症状は収まらない状態になっている
痛みや症状がつらいだけに、痛みや症状を取るために家族一丸となって、いろんな方法を試し努力してきたのだった。ご家族が心配そうに付き添われていたのがとても印象に残っている。
痛みや症状を取る事はあらゆる可能性にチャレンジして来た。『ここからは、根本的な改善を目指して施術を進めて行きましょう』痛みや症状に囚われては原因は見えない、痛みや症状に囚われることなく『構造』と『機能』を診る。
たった1回の施術で、『後頭骨と肩甲骨内側の疼きが嘘のように軽くなりました』2回目では、『足に力が入るようになり、今まで履けなかった靴が履けるようになりました。』施術を受けた患者様から嬉しい報告が届きました。
【患者の健康と生命を第一とする】
エビデンスでは証明出来ないような、カラダのひずみや神経のつまりや血行不良による様々な不定愁訴。これを解決するにはより有効な理学的な検査やサーモグラフィーを参考に、より効果的な刺激が必要になる。それも安全で副作用がないテクニック。
昔は、触っただけで分かる!問診しないで分かる!見ただけで分かる!とか言ってた時代もあったけど、技術を追求すればするほど、検査の重要性が身にしみて分かるようになってきたんだ。すべては患者様の笑顔に為に!
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