まだ20代の頃、、趣味の遊びで命を落としそうになった事がある。台風迫る荒波に過信という過ちを犯して波乗りにチャレンジした。自然を甘く見た見返りは生死の境目だった。意識が遠退き生きるのを諦めようとした瞬間、ホントに人生が走馬灯のように脳裏をよぎったんだ。
そして、恐怖や悔しさを通り越して、最後の最後に本当に大切な想いがたった1つだけ残った。それは『ここまでなに不自由なく育ててくれた両親に申し訳ない。』両親はもっと旅行に行きたかっただろう、もっと買いたい物ややりたかったことがあっただろう。金銭的に苦しい時期もあったに違いない。決して楽に子供を育てて来たわけではない。
しかし、子供には生活面に関しても何の心配もかけずに育てて来てくれた。そんな両親にまだこれといった親孝行が出来てない。親孝行もろくに出来てないうちに、単なる趣味の遊びで命を落とすなんて、俺はなんて情けない男なんだ!
究極のピンチに最後の最後にこんなことが頭に浮かんできたんだ。自分の心の奥底に残るたった1つの未練は親孝行だった。奇跡的に九死に一生を得たあとは、親孝行が自分の人生のテーマの1つになった。生きてるうちは俺より良い生活をして欲しい。
運動して旨いもの食べて一緒に旅行いって車プレゼントして、、ない頭を振り絞って現在の自分に出来うる最善を尽くして来た。
仕事でもピンチはあった。
整骨院で開業してもうまく行かず、お先真っ暗で夢も希望も持てず、いろいろ考えた結果、整骨院を廃止して田舎に帰ろうとした時期があった。1日の仕事が終わった夜の9時頃に整骨院を辞めると実家に思い切って電話した。
昔から厳しい父親からは『バカヤロー』って怒鳴られると思ってた。しかし、あんなに厳しかった父親は『何の心配もいらないよ、明日にでも帰ってこい』と言われ、あんなに優しかった母親には『あなたなら必ず出来る!まだやれることはあるでしょ、弱音言わないでガンバりなさい!』と叱られた。
大学まで出させてもらって開業まで面倒を見てくれた両親にこんなに心配させてる自分の情けなさに涙が出てきた。絶対に仕事で成功して両親に恩返しするんだと本気になった瞬間だった。日本一凄腕の治療家になって、自慢の息子になってやるんだ!
いま考えると、遊びで失敗したり、仕事でピンチがあったからこそ、自分の心の中心にある本当に大切なモノに気が付くことが出来たのかも知れない。お父さんお母さん、痛い目に遭わないと分からない息子でごめんなさい、、
いま何かのピンチにあっている人がいたら、自分を見直すチャンスかも知れない。自分の心の中心にある本当に大切な想いに気付いてあげて下さい。
いま治療家として行き詰まってるのなら、自分の理想を叶えている実践者に学んで下さい。治療の現場で結果を出しているホンノモじゃないとダメですよ。セミナーやブログで良いこと言ってても、治療の現場ではセミナーで言ってることとまったく別のことをやってたり、全然患者様が来院してなくて暇だったりする場合があるから良く見極めて下さいね!これ重要です!!
実際に治療の現場で日々患者様と向き合い、作り話じゃなくでガチンコ勝負している治療家がカッコいいと思ってます。そんなカッコいい仲間たちと一緒に治療家として成功して行きましょう。
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【※治療家限定の内容です】