患者の健康と生命を第一とする
同じ想いの治療師から
なかなか良くならない患者さんの
施術を依頼されることもある
同じ想いの治療師だから
断る理由は見つからない
自分のプライドとかよりも
患者さんを第一と考えるからこそ
紹介されてくるのだ
先日ある治療師からの紹介で
来院された50代の男性の患者さんは
2年間一生懸命施術したけど
頭痛が良くならなかったということだった
さっそく施術に取り組むと
主訴である頭痛はたった2回で改善した
紹介先の治療師に報告すると
患者さんが良くなって嬉しかったけど
自分の技術の未熟さに悔しくて
2日間眠れなかったそうだ
また先日は関西方面の治療師からの紹介で
20回施術したけど
腰痛と左股関節の痛みがなかなか改善しない
60代の女性の患者さんが来院された
何でもこの4年間で12ヵ所の
医療機関を受診してきたそうだ
患者さんのカラダを通して分かってしまう
問診・説明・検査・技術
すべてにおいての未熟さ
左股関節は先天的な問題も関与し
腰痛は単なる補正作用で
メジャーは本人も大して気にしてなかった
20年前の交通事故によるものだった
しつこく問診を繰り返すうちに
やっとの思いで頚椎のコルセットを
2ヶ月間していたことを思い出した
結果として、
たった1回の施術で全てのデータが改善し
患者さんも効果を体感し喜ばれて帰った
2回目からの施術を引き継ぐ為に
施術を担当していた治療師に電話を入れた
そして今後の施術方針を共有した
腕に自信があったにも関わらず
20回施術して良くならなかった患者さんが
たった1回で劇的に改善するのを
目の当たりにした治療師は
とてもショックだったと思う
加えて、
問診・説明・検査・技術、、
全てにおいてダメ出しもしたので
落ち込む気持ちも痛いほど分かる
自分も過去に味わったことのある辛さだ
【患者さんに合わす顔がない】
【穴があったら隠れたい】
【この場から逃げ出したい】
治療家を辞めたいとまで
考えたこともあった
落ち込む治療師に
先輩として言わせてもらった
『その気持ちがあれば大丈夫』
『その辛さを忘れずにその悔しさをバネにして
もっと良い施術が出来るように頑張ろう』
本気になると目の色が変わると聞いたことがあるけど
ここからが本当の勉強の始まりなのかも知れない。
詳細はアドバンスにて。
ありがとうございます!